山梨の織物とニットのオリジナルブランドを集めた企画展、
『山梨の織りと編み』が、甲府駅の北口にある
D&DEPARTMENT YAMANASHI で開催されています。
会期 2015年4月7日(火)~5月31日(日)11:00-19:00
会場 D&DEPARTMENT YAMANASHI by Sannichi-YBS
ヤマナシ織物産地からは、
昨年は㈲テンジン、㈲羽田忠織物、㈱槙田商店、武藤㈱の4社だけでしたが、
今年は「ヤマナシハタオリトラベル」に対してオファーがあり、計12社の商品が会場で紹介・販売されています。
さらに会場内には、産地の歴史を体感できる「昭和初期~の郡内織物にふれる」コーナーが設置され、
ここでは富士吉田織物協同組合が収集した昭和時代のビンテージテキスタイルを見ることができます。
このD&DEPARTMENT YAMANASHIが入居している山梨文化会館は、1966年に丹下健三の設計により建てられました。
この建物は、従来の固定した形状の構造物としての建築ではなく、
生物の新陳代謝のように形状や機能が変化していくものを目指した
メタボリズム(新陳代謝)建築の代表例として知られています。
建築当初とくらべて形状が変化していますので興味のある方はぜひ調べてみてください。
ちなみに「アキラ」で有名な漫画家、大友克洋が監修したオムニバス形式によるアニメ映画「MEMORIES」に収められた3つの短編のひとつ「最臭兵器」で、生物の新陳代謝のように形状や機能が変化していくものを目指した
メタボリズム(新陳代謝)建築の代表例として知られています。
建築当初とくらべて形状が変化していますので興味のある方はぜひ調べてみてください。
主人公が屋上で救助を求めるシーンにこの建物が使われています。
山梨文化会館の正面入り口を入ってすぐのエスカレータを上ると、
会場のD&DEPARTMENT YAMANASHIです。
建築やデザインの好きな方なら、一日いても飽きないような空間です。
ゴールデンウィークや週末にぜひ足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?
「山梨の織りと編み」は5月31日まで開催しています。
(五十嵐)