2014年7月22日火曜日

産地自社商品開発と知的財産権取得への動き

以前にブログ「シケンジョテキ」にて銀染トレードマークについてご紹介させていただきました、微量金属の発色に関する研究をしているUです。

平成26年度知的財産権制度説明会に参加してきました。
場所:山梨県甲府市 甲府商工会議所(2014/7/15 PM)

会場に着くと、富士北麓の織物製造業(田辺織物:以下T)さんが参加されていらっしゃいました。
T「ginzome関係できているのですか?」
U「はい。Tさんはコシオロソ(後述)関係ですか?」

近年、ヤマナシ産地は、ヤマナシハタオリトラベル等の活動を通じて魅力的な自社商品が続々と生み出されてきています。そして、それぞれの商品には秀逸なネーミングがされています。

ザブトンメーカーTさんの「cocioroso(コシオロソ:腰をおろそうという音に由来)」もその1つ。
折り紙風を匠の織り技術によりザブトン生地で表現。

こちらは新しい「苔バージョン」。



製品及び商標の考案者からは「フォントの丸みを意識してkosiではなくcociにした」とも聞いております。

なお、説明会の話では、中小企業(個人事業者や20名以下事業所)が知的財産取得への費用を低減できる制度ができているとのこと。

また、 商標には、1.信頼ある出所を表示する、2.一定の品質を備えているという信頼の証、3.広告能力、という働きが期待できるとのこと。

自社商品開発と連動して、これから知的財産権を取得していくという動きも増えていきそうな気がしています。


cocioroso(http://cocioroso.com/)は、2014年7月18日(金)、富士山駅ビルQ-STA(キュースタ)内に、オープンした「ヤマナシハタオリトラベル MILL SHOP」で購入することもできます。
場所 : Q-STA(キュースタ)1階   (山梨県富士吉田市上吉田2-5-1)
営業時間 : 10時~20時 (年中無休)

(上垣)