西脇産地訪問レポート第2弾。
今回は播州織の生地や製品を販売するショップ「The nuno」と、ショップ&イベントスペース、播州織工房館をご紹介します。
どちらも、地元の商工会議所さんが運営しているそうです。
まずはThe nunoから。
西脇区の歴史を感じさせる小路を歩いて行いきます。水路には鯉が泳いでいて涼しそうです。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEgV2wDY6ephrf4oSGgqUbpqFZrqpxJVIL0J2c92r4S-7f5meeB4mwUQsr1LztHvDu-kGBaWSE_aFxoB-G9igGhBBnpj5AWVw16vwqr7VMnPz8yqSW3IlaR02imM9siCSZVz1BGawp-qbGc/s640/s-DSC_5459.jpg)
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj0T7I1hu-L9Lm8u5Twrca_ir-JpOGHzgl0-iyjlIBaA_OTTCG1PIFTcIP7WwXIwyMJaBUp5anBJXjByxxHMuePhw9vxen2-9NLvYHha7IaCc-Eg88VZFQH4nL0PUyrjJTWd1tucMVauf0/s640/s-DSC_5474.jpg)
ここでは地元の機屋さん数社の生地が委託販売の形で売られています。 古い建物の雰囲気を残しつつ、実にいい感じでリニューアルされていますね。播州織の生地も伝統的なものからアートっぽいものまで、充実しています。
前回ご紹介した玉木新雌さんも、最初はこのショップに出店してから現在の場所に移られたとのことです。
そして次は、播州織工房館。
こちらも古い建物をつかった空間づくりが素晴らしいです。
ここは5年前までは織物工場として動いていたそうです。
店内にはドビー織機が置いてあり、実際に生地を織ってもいます!
こちらは西脇市出身のミュージシャン、トータス松本さんプロデュースの商品。
この播州織工房館の空間づくりは、西脇産地と神戸芸術工科大学とのコラボから生まれたそうです。 産地に外部の目が入り、価値ある古いものを、未来へ残すためにリデザインされた、良いお手本だと思います。なくなっていく町工場に命を吹き込んだ、気持ちのいいショップでした。
西脇市のこのあたりには、歴史を感じさせる建物も多く、観光地としても魅力的です。
ここに織物産地の力がしっかりとくいこんでいるところ、山梨産地としても学んでいかなければと思いました。
これは来住邸(きしてい)という歴史的建築。屋根がふくらんでいるように見えますが、魚眼レンズ効果ではありません。本当にこういう形。
これがこのエリアのマップです。
播州織工房館は地図の12番、The nunoは、2番の近く、「播州織学生デザイナーズショップ」として出ています。
ところで地図の下の川沿いにある「ポックリ石」、何気にすごいスポットですね。。。要注意です。
以上、先染綿織物のメッカ、西脇産地からのレポートでした。
LINK
The nuno
播州織工房館
(五十嵐)