2014年8月11日月曜日

「富士吉田芸術倉びらき2014」 開催中!


平成26年8月17日(日)まで、富士吉田市で「富士吉田芸術倉びらき2014」が開かれています。

地元から海外まで、アーティストの作品が町なかの至る所で楽しめる、

町ぐるみのアートイベントです。




地元のアーティストの中には、なんとハタヤさんも!

下の写真は、渡邊織物の渡辺 竜康(たつやす)さんの作品。
織物業を営みながら、写真家としてアーティスト活動もしています。

ちなみに渡辺竜康さんの工場は、8月27日のバスツアーでも訪問先となっています。














下の作品は、おなじくハタヤさんからで、渡辺 貴子さんの作品。


下吉田駅から月江寺駅の周辺に何箇所もあるスポットで、いろいろなアート作品が楽しめます

詳しくは、こちらのサイトをどうぞ。


Facebookイベント「富士吉田芸術倉びらき2014」
https://www.facebook.com/events/1531491280404666/?fref=ts

 




下は、針生 卓治(はりう たくじ)さんの作品。







下は齊藤 翔(さいとう しょう)さんの作品





下は、地元のアーティスト、上條 暁隆(かみじょう あきたか)さんの展示。














こちらは元富士製氷の倉庫を改装したギャラリー会場。

重厚な保冷庫の扉をくぐると、ギャラリーになっています。







こちらは、下吉田駅すぐそばの倉庫。
改装されて、ギャラリーや
映画上映の会場になっています。










下吉田駅のすぐそばで、こんなアートが楽しめるとは!

町の中のいろんなところでアートを楽しめる、めったにないチャンス。

このイベントは、平成26年8月17日(日)ま
です。
会期はあとわずかですので、ぜひお見逃しなく!



「富士吉田芸術倉びらき2014」

主催:一般財団法人富士吉田みんなの貯金箱財団 シーノラボプロジェクト
共催:富士吉田に映画館をつくる会/ University of Mt. Fuji /富士急行株式会社
特別協賛:都留信用組合
協力:YAT( やまなしアートツリー ) /大野智史/ Yuka Tsuruno Gallery / TSCA/ Hagiwara Project /山本現代 / Tomio Koyama Gallery
後援:富士吉田市





ところで、富士吉田の町でアートを体験できるイベントとしては、
2000年から2009年までの10年間つづいたイベント、

『「まち」がミュージアム!』を忘れることはできません。

「まちミュー」と呼ばれて親しまれたこのイベントは、富士吉田市制50周年記念事業として、
ナノリウムの中植和彌さん、富士吉田市役所の渡辺一史さんらを中心とする
富士吉田アートフェスティバル実行委員会によって開催されました。

空き店舗などを会期中だけギャラリーに改装したり、

様々なイベントが開催されたこの「まちミュー」。

昭和レトロな
並みが、そのままミュージアムの展示物のようでもあり、
富士吉田の町の魅力を再発見する大きなきっかけになったのではないでしょうか。

ネット上に公開されている情報はあまりありませんが、
興味のある方はぜひ調べてみてください!!


※参考サイト
「山中湖大図鑑」 『「まち」がミュージアム!』(第1回の紹介)
http://www.cello.jp/yamanakako/event/sonota/index.html

「富士みずほ通信」 『「まち」がミュージアム!2009』(第10回の紹介)
http://www.fjsan.net/fj09mathimyu.htm







富士吉田芸術倉びらき2014でご紹介した、

会場ちかくにある下吉田駅。

昭和初期から高度経済成長期にかけて、
かつて絹織物が日本の代表的な輸出品目だった時代に、
この駅は絹織物を出荷する基地として栄えました。

平成21年、富士急行ではインダストリアルデザイナーの水戸岡 鋭治(みとおか えいじ)さんを起用し、
この駅をリニューアルして生まれ変わらせました。

この駅自体が、すでにアートです。



駅構内には、かつて絹織物を運んだ貨物列車も展示されています。(見学は有料です)

『下吉田ブルートレインテラス』
◆開放時間  午前10時~午後4時
◆休園日    毎月第1月曜日(月曜日が祝祭日の場合は翌日)
◆入園料    おとな・こども100円










次の写真は、同じく構内で展示されているブルートレイン。



まさに「まち」がミュージアム!
駅もミュージアムです。

山梨の観光地として有名な富士山、河口湖、山中湖だけではなく、

富士吉田の町の中にも、地元の人だけが楽しむのではもったいない、
訪ねて欲しい場所がいっぱいあります。



 

(五十嵐)