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2011年9月13日火曜日

FUJIYAMA TEXTILE PROJECT 2009

昨日に引き続き、FUJIYAMA TEXTILE PROJECTについてお伝えします。

今回はプロジェクトが始まった一年目に行われた、展示発表会の様子を振り返ってみます。

上の写真が、プロジェクトが始まって一年目の展示発表会の様子です。
会場は南青山にある地場産業のセレクトショップ「Rin]で行われました。

一年目ということもあり、手さぐり状態で進んできたプロジェクトではありましたが、開けてびっくり!!織り構造だけで作る無縫製の服の提案や、「板締め」という伝統技術と、地場産業を掛け合わすことで作る傘の提案など、今までに見たことのないような商品にあふれ、なかなか見ごたえのある展示会になりました。

どれも見劣りしないものばかりで、会場に来てくれた方々も興味深そうに展示物を見ていました。
一年目としては好調なスタートをきったFUJIYAMA TEXTILE PROJECTです。

宮下織物株式会社 × 渡辺絵美


ヨコ糸を浮かせて織り、最後にカットすることで出来るフサを生かしたテキスタイルの提案




富士ファブリック株式会社 × 戸塚真菜


古代三大染織の一つである板締めの技法を使った傘の提案




光織物有限会社 × 斧山真弓


四重織り技法による無縫製の衣服の提案




舟久保織物 × 植木靖奈


広げたときに一枚の絵になる、ほぐし織りの傘の提案




株式会社オヤマダ × 小林裕理子


熱帯魚のような色鮮やかで魅力的なテキスタイルの提案




有限会社渡小織物 × 塚田真史


田園にある苗や、芝生のようなネクタイの提案




有限会社オサカベ × 斉藤綾子


楽しく賑やかな色のテキスタイルの提案




有限会社田辺織物 × 高須賀活良


織り組織でプリーツ状の表面効果を作りだした生地の提案


次回は二年目の展示発表会を振り返ってみます

(高須賀)